「Better Lifeへのモチベーション、やる気、意欲…」
これが貧困層の当事者にないと、周囲の人がどんなに働きかけてもやはり何も変えられないと思う。
私の家のオーナーは起業家で、特にSocial Businessを意識しているわけではないけれど、積極的に貧困層の雇用を行っている。
ただ、貧困層の人に住居と食事付きで仕事を提供しても6ヵ月続かない場合がほとんどだそう。
長い間、その日暮らしをしていた人に「何時から何時まで決められた仕事をする」っていうのが、やはり受け入れがたいようで…。このチャンスをBetter Life へのきっかけにすることができるのは、ほんの一握りだそう。
でもその一方で、フィールドワーク先の零細企業の家族は本当に一生懸命働いている。
早朝4時にマーケットへ材料の仕入れに。
朝8時から22時まで中華レストランで仕事。
夜23時から自営業の食堂で販売するシュウマイと肉まん作り。
家族で支え合いながら本当に頑張っています。
そういえば、バングラデシュでもBetter Lifeへのモチベーションについて考えることがありました。
バングラデシュ人の友人が物乞いと話していて、彼を怒鳴りつけることがあったのです。
ベンガル語で話していたので詳細は未だに不明なのですが、彼曰く…
彼の家族は自営業で、リッチ。で、どうしてリッチになることができたかといえば、彼の父親が朝から晩まで一生懸命働いているから。
その姿を見て育った彼としては、一日中座り込んで他人からお金を恵んでもらっている物乞いの生活は受け入れ難いと。Better Lifeを手に入れたければ、どんな仕事でも一生懸命に働けば良いと。
物乞いの人にも色々な事情があるのはもちろんだけど、彼の考え方も理解できる。
とにかくとにかく、私は「一生懸命努力している人」を心から応援したいと思うし、彼らの姿勢から学ぶものは本当に多いと思う。
一方で私には何の専門性もない。早く社会に出て修行しなきゃ。
しかし、考えてみればBetter Lifeへのモチベーションって、別にemerging countryに顕著なことではなくて、どこの国でも見られるわけで。
結局、何をするにも個人の意識改革って大事。
と同時に、他者の意識を変えるって本当に本当に大変なことだなって思う。
こんにちは、JWIのみさとです!
返信削除フィリピンでのインターンにも、だいぶ慣れてきたみたいですね。
様々な国で滞在をしたことのあるあやのちゃんらしい観点や体験が書かれていて、読んでいてとても楽しいです。
表題のBetter Lifeについて。
Better Lifeって、現状を改善・向上しようとすることだよね。
Better Lifeへのモチベーションは、現状よりbetterな状態を具体的にイメージできないと、向上しにくいと思う。
あと、イメージした上での制度上の障壁の撤去。
その外的要因が解決できたら、「一生懸命努力する人」が増えるのではないかなぁ。
と私の考えを書いてみた^^
またブログ更新楽しみにしてます♪